私には、小学校から高校まで不登校を経験した息子がいます。
このページではわが家で実際に起きたことを保育園から高校まで時系列でまとめています。
同じ不登校でも、きっかけや状態は子どもによってさまざまです。
ここに書いているのは、あくまでわが家の一例です。
今まさに悩んでいる親御さんに、少しでも参考になることがあればうれしいです。
まず最初に読んでいただきたい記事
不登校になりたての頃の戸惑い、親としてやってしまったこと、少しずつ見えてきたことを、小学校から高校まで通して振り返っています。

保育園から見えていた小さなサイン
後から振り返ると、あれが最初のサインだったのかもしれないと思う出来事がありました。


小学校編|少しずつ積み重なっていったもの
不登校のきっかけになった出来事 不登校|小学生編
小学1年生では少しだけ「行かない」日がありましたが、その時は先生の働きかけもあって再び通えるようになりました。
その後も友人関係や習い事で傷つく出来事が重なり、小学6年生の秋には完全に学校へ行けなくなりました。
はじまりから少しずつ積み重なった出来事



見えてきた原因


最初は一時的な登校しぶりでしたが、学年が上がるにつれて学校での出来事や家庭の状況も重なり、少しずつ不安定になっていきました。
中学生編|行きたいのに行けない日々
中学校では、最初の4日間だけ登校しましたが、5日目から再び行けなくなりました。
1年生はほぼ完全不登校でした。
2年生では別室登校をしたり、先生に背中を押されて文化祭だけ参加できたこともありました。
3年生になると受験を意識して少しずつ登校を始めましたが、受験が本格化する頃にまた通えなくなりました。




高校編|通信制への転学とその後
なんとか高校に合格し、バス通学を始めました。
けれど、ゴールデンウィーク明けには再び登校できなくなりました。
中学校は出席日数が少なくても卒業できますが、高校では欠席が続くと留年という現実があります。
このまま留年するのか、それとも別の道を選ぶのか。
息子と考えた結果、通信制高校へ転学しました。



親として感じていたこと・その後の気づき
不登校は、ひとつの出来事だけで起きるものではなく、いくつもの小さな積み重ねの中で表れてくることがあります。
もしよければ、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
親がやってしまいがちなNG行動

「学校に行かせなきゃ」という焦りから私自身がやってしまったことを書いています。
不登校の子どもに必要だったもの

「来なさい」や「行かせる」ではなく安心できる関わりについて書いています。
家にいる時間も子どもにとっては成長の時間

学校に行っていない時間に息子の中で起きていた変化について書いています。
不登校になったばかりの頃、私はまず「何が起きているのか」が分かりませんでした。
今振り返って思うこと
不登校になると、親はどうしても「学校へ戻すこと」を考えてしまいます。
わが家もそうでした。
どうすればまた学校に行けるのか。
そればかり考えていました。
正直に言うと、自分の子どもが不登校であることをなかなか受け入れられませんでした。
「甘えているだけなのでは」
「頑張れば行けるのでは」
そんなふうに思ったこともあります。
思うように動けない息子に、腹を立ててしまったこともありました。
普段はよく話す息子が、朝になると黙り込み、頭を抱えて動けなくなる。
その姿を見て、「これは本人の気持ちだけではどうにもならないのかもしれない」と思うようになりました。
その後、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、臨床心理士の方と話すなかで、不登校への理解が少しずつ深まりました。
すると、私自身の関わり方も少しずつ変わっていきました。
まず必要だったのは「無理に動かすこと」ではなく、安心して休めることだったということです。
そして、子どもは止まっているように見えても、その中で少しずつ育っていました。
通信制高校を卒業し、専門学校に「登校」し始めた息子ですが、正直また「行けなくなったらどうしよう」という不安は心のどこかにあります。
けれど、これまでの不登校体験があったからこそ万が一また「行けなくなる」ことがあっても今度は冷静に対処したいと思っています。
息子も、ゆっくり休む時間があったことで少しずつ変わっていきました。
年齢的な成長もあると思いますが、精神的にも強くなってきたと感じています。
子供は成長します。立ち止まっていた時間があっても前に進めるようになると信じています。
今、不登校で悩んでいる子どもたちや保護者の方の未来が、少しでも明るいものであることを願っています。