【不登校 高校編】入学後のつまずきと通信制への転学

高校の教室で一人だけ窓の外を見る 不登校に向き合う

中学3年で受験を終え、高校への進学が決まりました。

ここまでたどり着けたことで、「少し落ち着いてくれたらいいな」と思っていました。

入学直後は通えていました。
でも、ゴールデンウィーク明けから急に学校へ行けなくなりました。

最初は少し休めばまた行けるようになるかもしれないと思っていました。
けれど、そのまま9月までほとんど登校できませんでした。

学校に行けない間にしていたこと

行けない間、何もしなかったわけではありませんでした。

スクールカウンセリングにも通いました。
担任の先生とも何度も面談をしました。

振り返ると、息子より私のほうが学校へ行っていたんじゃないかと思うくらいでした。

どうして行けなくなったのか、はっきりした理由はよくわかりませんでした。

中学でも波はありましたが、高校では「せっかく入学できたのに」という気持ちもあり、親としては戸惑いも大きかったです。

留年が見えてきて、これからを話し合った

9月になるころには、このままでは出席日数が足りず、留年になることが見えてきました。

そこで家族で、これからどうするかを話し合いました。

最初は、いったん休学して少し落ち着いてから考えようかという話も出ていました。

でも私は以前から通信制高校が気になっていて、資料を取り寄せていました。

資料請求をすると、すぐに面談の案内がありました。

そのとき知ったのは、在籍中の高校を休学せずに通信制へ転学すれば、卒業の時期を遅らせずに済むということでした。

それを聞いて、息子も「それなら転学したい」と言いました。

高校に入ってから初めて、次の進路について本人がはっきり言葉にした瞬間だったように思います。

転学しても、すぐ順調になったわけではなかった

転学を決めたときは、これで少し落ち着けるかもしれないと思っていました。

でも、すぐに順調になったわけではありませんでした。

1年生、2年生のころはレポートになかなか取りかかれず、期限も守れないことがありました。

2年生には進級できましたが、提出できていないレポートがあり、単位を落としました。
その分、授業料も余分にかかることになりました。

学校に行ける環境が変わったからといって、すぐに生活や学習のリズムが整うわけではないのだと、あらためて感じました。

3年生で、自分から進路を決めた

変化が見えたのは3年生になってからでした。

最初は大学進学も考えていたようです。

でも、自分でも「ここまで十分に勉強してこなかった」という実感があったのだと思います。

そのうえで、専門学校へ進むことを自分で決めました。

そこからは動きが早かったです。

自分でオープンスクールに参加し、面接試験を受け、合格しました。

そして今は、専門学校へ電車で通っています。

振り返って思うこと

高校では、せっかく入学したのにまた立ち止まることになりました。

転学しても、すぐにうまくいったわけではありませんでした。

それでも振り返ると、その時々で本人なりに考えていたのだと思います。

「転学したい」と言ったこと。
そして3年生で、自分の進路を自分で選んだこと。

小学校から高校まで、ずっとまっすぐではありませんでした。

行ける時期もあれば、行けない時期もありました。
少し進んでは止まり、また少し進む。その繰り返しでした。

でも、そのたびに少しずつ、自分で決めて前に進んできたのだと思います。

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